建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編⑦」

こんばんは。

 

伊織です。

 

本日、湘南地域は局所的な大雨です。ほぼ午後から降り止みません。ゲリラ豪雨的な多量の雨水で道路、河川、住宅地域が一部災害に見まわれています。ニュースを見れば日本中で雨災害が多く、それが土砂災害に続いています。住宅では床上浸水、床下浸水で家が流されてしまうのでないか…と心配されている人もいます。早く気候が昔のように戻り、台風は9月に来る、梅雨は5月6月、夏の気温も30度は超えない等…ん~、40年ぐらい前の気候に戻り…つまり教科書で習った気候に戻ってほしいですね。

 

今、欠陥住宅で悩むご家族が多いことをインターネットで知りました。ご家族が建築会社で建築した家に住み、不具合に気がつき建築会社へ言っても直してくれない等、沢山の方がいる事を知りました。以前から欠陥住宅についてはニュースでも取り上げられていましたが、

現在はブログに自分の家を載せている人が多いですね。勿論、不具合で苦労されている人達ばかりでなく楽しい住宅ライフを過ごしている方も沢山います。ただ、苦しんでいる人も間違いなく存在します。

 

伊織も建築士!今一度、伊織も含めて他建築会社さんも建築基準法の見直し、そして建築士にたいして、建築士法第2条の2「職責」について再確認しましょう。

 

建築士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、建築物の質の向上に寄与するように、公平かつ誠実にその業務を行われなければならない。」

 

とあります。この条文を再確認、再認識し意識をして頑張りましょう!

 

 

建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編⑦」

 

前回は寺院建築様式をお話しました。大仏様、禅宗様、和様の3つの大きな様式がありました。今回は「城郭建築」です。つまり「城」になります。

 

城郭建築

時代は戦国時代、つまり武士の社会背景が色濃くなります。そうなると武士による政治主体になりますから、城郭建築が発達します。

戦いのための施設、守りの建築です。最初は山などの地形を利用した「山城」等が発達します。近世になると、領主の権威を示して政治中心にも使えるように平地に建てる「平城」や平地の中の丘陵地の「平山城」などに展開していきます。そして「城下町」が形成されてきます。

代表例は、「姫路城(通称、白鷺城)」、「松本城」、「犬山城」があります。

そして江戸時代に入り、一国一城制が施工され本城以外の新築・改築は無くなり、明治維新でその多くは取り壊されました。

 

この近世になると建築が政治権力に支配されてきています。やはり「人の背景に建築様式有」

ですね。この背景、古代からも権力を持つ者の意見が通りいろいろなものが変わります。これは今の時代も同じですね。強い者が過ごしやすく、弱い者が我慢をしている。現代人のサラリーマンも同じです。だからこそ権力者は良き心と強気正義を持ち公平かつ平等で皆が幸せになれるようにより頑張らないといけないんですよ。

 

では次回は上流社会の住宅を遡り見ていきます。

 

ありがとうございました。

 

 

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建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編⑥」

こんばんわ

 

伊織です。

 

今日は新宿と板橋に行きました。都内の暑さは独特ですね。あのムワ~ンとした厚さ陽炎がみえてくるような…立ちくらみにも似たような…ある学校で講師になりませんかとのお話を頂き面談に行きました。1時間40分くらいお話して次回、模擬講師として先生方の前で講師としての教え方の評価をしてもらい良ければ採用となるそうです。かなり緊張しますね。大丈夫かなあ~とやや不安な伊織がいます。勿論建築士になるための資格取得学校です。

 

板橋には以前お世話になった食堂がありそこで遅いランチを頂こうといきました。駅前にあるお店で立地条件は凄くいいのです。本当に何年振りかなあ~なんて懐かしく思いながらお店の前に行きました…あれ~扉に張り紙が…今日から1週間お休みだそうです。

なんとこんな事とは知らずに来てしまいました。でも久々の板橋駅周辺変わらずの雰囲気は楽しめました。次回また来てランチか夕飯かを食べようと思います。ここ美味しんですよ。

 

 

建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編⑥」

 

前回は寺院建築の時代による分類をしました。その中で登場する、大仏様、禅宗様、和様という様式が出てきます。今日はその3様式についてのお話です。

 

大仏様:大架構を可能にする様式(大仏様)が採用された、東大寺。度重なる火災による再  

    でもあり、柱と柱を貫などでの横架材でつなげることで構造強度を増し部材の断

    面はある程度規格化され、生産性の高い構法として建築されたものです。

    東大寺南大門、浄土寺浄土堂が代表例です。東大寺南大門は本当に大きいですよね。

    当時良くこれを作ったなあ~と驚きます。

 

禅宗様:禅宗の伝来とともに日本各地に拡散していったと考えられています。特徴としては

    繊密で繊細な意匠であり、屋根の強い反りと、深い軒、扇垂木、花頭窓(火頭窓、

    火灯窓)、詰物、鏡天井などの独特の詳細部を表現しています。

    円覚寺舎利殿、正福寺地蔵堂が代表例です。

 

和様 :中国から伝わってきた仏教建築様式が日本において独特の日本の感性により日本

    化した様式を生み出しました。奈良時代以降に完成し中国から伝来した大仏様や

    禅宗様に対して称される。中世になっても大部分の建築は和様であったことから

    日本人の感性による日本人好みの様式として拡散していったことになります。

    また、大仏様、禅宗様の影響により新和様、折衷様と呼ばれる様式も生まれた。

    寺院は民に近いことから地域の特色ある様式として広がって行ったのでしょうか。

    ここでも日本人は元のデザインを自分達のものとして改良して自分達のセンスに

    したてています。今でも中国、インド等のアジアの建築と比べると日本の建築は

    大人しいし控えめな感じがします。主張しないことが静なる主張としたのでしょ

    うか。

 

ありがとうございます。

次回は城郭建築についてお話していきます。

宜しくお願いします。

 

 

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建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編⑤」

おはようございます。

 

伊織です。

 

暑い日が続きます。そして各地での異常な大雨。突然降り止んでいくゲリラ豪雨。日本だけではなく世界の各地での干ばつ・豪雨等地球温暖化の影響なのか毎年自然環境が人間を脅かしています。人間だけではありませんね。動植物等の食物連鎖のバランスも崩れかけています。今まで何億年前から作り上げてきた自然を生物の形態が壊れかけています。この現象は伊織が小学生(もう何十年前・・・汗)のころから科学と学習の時代から言われてきていました。何も京都議定書からCO2の削減等を世界で決める以前から言われていました。

もうそろそろ一個人レベルから何かを行い世界中で纏まり地球温暖化を遅らせることをしないとこの先の未来ある子供達がもっと苦労する。いや人類滅亡の危機に晒されてしまうのではないでしょうか。人間が好き放題して苦労するなら自業自得かもしれません。

でも、動植物が人間に巻き込まれていることは・・・なんだか複雑な気持ちです。

 

伊織は建築を通じて会う人に建築行為(住宅含めて)を行うことは、これからもっと資源・自然環境について考えなければいけないことを分かって貰うためにそんなお話を少しでも行い、こらからの地球温暖化について危機感を記憶して貰うために頑張ります。

勿論個人・家族優先ですがほんの少し自然のために考えてもらうために(結果、人類・動植物・個人に帰ってくることなので)

 

 

建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編⑤」

 

前回は神社建築のお話でした。神様の住まう建築でした。今回は寺院建築。つまり「お寺」です。では、主な寺院を時代毎に分類してみましょう。

 

古代:6世紀、第一次渡来。仏教の伝来により寺院建築が生まれます。以前は堀立て柱で支

   持されただけの建築(土に柱をそのまま建てる)でしたが、仏教の伝来により礎石の上に柱を立てるようになり水に対して強くなりました。土の上だと雨水を柱が水を吸い傷みや腐りに繋がりやすいですから。そして柱の上に軒を支持する組物が出来て軒の長い建築物となりました。これは軒を長くするための構造ですから神社建築も同じですね。

   伊織個人的には、雨の多い日本で伝来により柱の下の土台として礎石が生まれたことはやや残念ですが・・・地面、勿論建築物の周りの地面よりは盛土しているとしてこの地盤を基礎と考えれば一番シンプルで地盤に地震等のエネルギー(揺れ等)を伝えることで構造物を安定させていたのではないでしょうか。木材の痛み等がなければ単純でいいデザインだと思います。先人の日本人は凄いと思います。

 

飛鳥時代

   代表的な建築物として、法隆寺西院の金堂があります。最も古い木造建築とされています。法隆寺に行った際には必ず見てください。

 

白鳳時代

   薬師寺の東塔が現存しています。ただ当時のまま現存しているものは少なくて殆どが再建築されたものです。国家の安泰が願われたもの(東大寺等)

 

奈良時代

   現存する建築物は30にも満たないと言われる中で、100年ほどの間で建築史上最も豊かな作品が生み出された時代です。唐招提寺金堂、法隆寺夢殿、東大寺法華堂などがあります。注目の時代です。

 

平安時代

   この時代になると仏教だけではなく、天台・真言宗密教)が伝来します。そして建築物は礼拝する建築部分として礼堂が出来てきます。それまでは本尊を安置する建築として金堂などと呼ばれていましたが、本堂と呼ばれるようにもなってきます。この方がなんとなく馴染み深いですね。そしてより身近に感じます。400年間のこの平安時代、現存する建築は30に満たないそうです。奈良時代が100年だと見るとあまり建築を行うことがないことになります。なにか社会背景か資源・人出不足の関係か分かりません。ただ国風文化としては日本独自の文化として展開していく時代となります。平安時代後期、貴族の間では浄土思考が流行り極楽浄土が願われ始めたようです。藤原氏による平等院鳳凰堂阿弥陀堂として有名です。この時代に家相も中国から入ってきています。これも最初は貴族に流行り今日まで継続しています。凄いですね日本人。願掛け、占い、神頼み、仏様頼み。幅広い思考思想があります。

 

鎌倉時代(中世)

   第二次渡来様式として大仏様と禅宗様が渡来します。これは鎌倉時代にはいり中国大陸との交流が盛んになってきた背景があります。特に架構のデザインが強調されるようになり、架構を含め架構下空間が形成されて架構即空間の理念が表現されています。

 

近世

   後世に影響を持つ建築は少なくなります。古代寺院、神社の再建が目立ちます。東大寺仏殿の再建などが行われています。又、中国、明朝の様式を持つ寺院のデザインも出てきました。萬福寺(まんぷくじ)や崇福寺(そうふくじ)などがあります。

   建物は古くなれば老朽化します。そのために修復したり補修したり再建したりは今の時代でも同じことだと思います。維持管理は今も昔も変わりません。特に住宅の維持管理については住まい手が外部は殆どしません。物を大事にする心を忘れてしまったのでしょうか。造り手と住まい手がもっと真摯にマイホームを考えていけば古人の物を大切に使うという心を取り戻せそうに思います。

 

ありがとうございました。

次回は、大仏様、禅宗様、そして和様についてお話します。

宜しくお願いします。

 

 

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建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編④」

こんにちは。

 

伊織です。なんて暑い日なのでしょうか~今日の湘南地域・・・><。

夕べも暑くてなかなか眠れませんでした・・・朝、気が付いたらパジャマを脱いでいた自分がいました(笑)

明日は日帰りで福岡迄仕事です。住宅は家族間の話し合いで90度、180度、二転三転することが多い建築です。皆の意見が各々正しいのでまとめることの難しさを改めて感じる伊織です。でも頑張ります。なぜならその家族にとって一番いい解決をしてあげたいので。

 

さて一つ最近思うことがあります。外壁等の汚れについて・・・これはネットで探すと様々な業者が出てきて汚れについて研究し、汚れの落とし方についてもいろいろな方法を案内しています。

外壁材を作るメーカーも沢山あるわけですから汚れにくいものからデザイン重視まで様々です。

単純に汚れも様々な汚れや汚れ方がありますし、採用した外壁材、屋根材についても沢山ありますから汚れを取り除く方法や洗剤等も沢山出回ります。勿論外壁を掃除するとなると隣地までの距離もありますから狭いと作業が出来にくいということもあります。つまり作業性から汚れの落とし方と洗剤等の選定もあるわけです。

 

建築物の外壁の汚れについてはまだまだ無頓着だと感じます。住宅会社もそうですが家の中のメンテナンスについてはやたら多く語りますが、外壁については汚れの種類から汚れの落とし方を話す人は少ないと思います。外壁メーカーが汚れにくい材料を出しているから汚れを放置しているのか、雨漏れしなきゃいいんじゃないとしているのか。そしてそこに住まう人も外壁を洗うことをしません(大変ですからね)。

車もボディが汚れたら洗いますよね。しかも大抵は自分で洗う人が多いですよね。家も同じことです。定期的に水洗いをしていれば数年後汚れが落ちない、汚いと言うことはないのです。勿論家は大きいし車とは違いますから業者を使うこともあるかと思いますが、2階建てまででしたらホースから水をあてた水洗いをすれば日に焼けることを除いて綺麗に保つことができるし数年後多額な出費もすくないのではないのでしょうか。毎月やりましょうなんていいませんが、せめて春一番が過ぎた直後や、台風が過ぎた直後くらいは水洗いしてもらえれば綺麗な家にずっと住めるのではないでしょうか。

 

 

建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編④」

 

前回は神社建築の概要をお話しました。今回は神社の造りというか特徴が長い時代の中で変化したものがあります。神社の考え方というか社会的・政治的なものも介入してきたのだと思います。

 

古代:「神明造り」「大社造り」「住吉造り」というものがあります。

   「神明造り」は伊勢神宮などに見られる形式です。しかも伊勢は神宮の最上位に位置

   するものですから、「唯一神明造り」と呼ばれます。切妻屋根の上に堅魚木(かつお

   ぎ)、千木(ちぎ)などの意匠性を持ち、正面入口は大棟に直角に入るのでこれを平

   入(ひらいり)といいます。唯一なんて呼ばれるとつい行きたくなる伊織です(2回既にみてますが・・・)

 

   「大社造り」は出雲大社に見られる形式です。大社造りとして最古の遺構は神魂(かもす)神社です。神明造りと同じく最も古い形式です。切妻屋根を持ち、入口は大棟に方向から入るのでこれを妻入(つまいり)といいます。伊勢神宮とは90度違います。

 

   「住吉造り」は住吉大社などに見られる形式で、平安時代には20年ごとに式年造替が確立されていたようです。やはり切妻屋根を持ち、正面入口は妻入で大社造りと同じです。

 

奈良・平安時代:「春日造り」「流造り」があります。

   「春日造り」は春日大社などに見られる形式で、特徴は切妻屋根ですが妻側に庇がついていてそこを正面としています。庇があるということは雨の日は入りやすいということになります。

 

   「流造り」賀茂別雷神社伏見稲荷神社などに見られる形式です。しかも全国で最も多く分布していることから馴染み深い神社になります。庶民的な神様になるのでしょうか。切妻屋根ですがその一方の屋根を延ばして、拝観する人の正面としています。

 

   この奈良・平安時代で神社も人が使うというものに変わってきたのではないでしょうか。神が身近になったということが人を神社に招きやすい方法として庇というものが生まれたのではないでしょうか。

 

中世は「比翼入母屋造り」があり吉備津神社に見られる形式があり、本殿の入母屋が2つ並ぶ複合社殿は特異な意匠です。中世寺院建築の技法(大仏様の組物等)等を使う神社です。

 

近世では「権現造り」があります。これは知っている人も多くいると思いますが、日光東照宮があります。本殿と拝殿が石の間と呼ばれる土間で繋がる複合社殿の形式です。

   今年リニューアルされましたので是非見に行きたいと思います。

 

仏教伝来から神社建築が出て神様が人を納める形となってきました。秩序が生まれたので

しょうか。神と人との関係、神と人とを繋ぐ庇の出現。古建築ますます面白くなる伊織です。

 

次回、寺院建築も宜しくお願いいたします。

 

 

 

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建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編③」

こんばんは

 

伊織です。本日のニュースで福岡県の大雨は凄いことになっていました。台風並み以上の雨量で災害は酷く非難している方も沢山いるとのこと。この局地的な豪雨は今後も記録的な更新をしていくのでしょうか。これも地球温暖化の影響でしょうか。それとも日本の地形や地質等が弱くなってきているのでしょうか。日本自体が、大陸が耐力を無くしてきているから土砂災害や土石流等が毎年必ず見受けられるのでしょうか。

 

建築士としていろいろな課題が増え考えていかなければならない問題が多くなりより難解になってきました。

 

建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編③」

 

前回は、日本建築の特質としてお話しました。特に皆さんもご存じで日本は木造建築の文化であります。それを支え続けた技術の凄さには驚くばかりです。雨、湿度、気温等の環境から生まれた木造文化。日本人として誇りに思います。

ただこの近年では特に住宅の世界で手抜き工事等が行われ木造文化の名を落とした建設業者もいるようです。勿論この歴史的建造物の技術と現代の木造住宅の技術を比較しても比較しようがないかもしれませんが。

 

今回は神社建築のお話です。古代日本に先ずは仏教の伝来があり精神の影響もありますが建築にも影響がありました。そうです皆さんが知る「神社」が出来るのです。「神」です。

神様は誰もが知っていると思いますし日本は神様が沢山いますね。

自然への信仰、豊作祈願などの祭事に関係するもの。これを建築的に関連することが「地鎮祭」です。建築を始める前の土の神様への祈願です。この神様への建築が「神社建築」として分類されてきます。神様はどこの国でも永遠です。でも日本では木造建築、神様の住まう場所が木造建築では石の建築とは違い寿命が長くありません。ですから式年遷宮制度として精神の継承・伝達をつくり古代からの形式としてきたのだそうです。しかしこの神社の最初の起源は、本殿は。。。鎌倉時代以前のものでも宇治神社本殿のみで、現在見られる出雲神社本殿や住吉大社本殿は江戸時代の再建であることから神社本殿の起源は捉えることが出来ないようです。いつかは考古学と古建築の学者の先生方が解明してくれるかもしれません。

 

主な神社の造りとして

「古代」「奈良・平安時代」「中世」「近世」と分類されますがこれは次回解説したいと思います。

ありがとうございました。

 

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建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編②」

伊織です。

 

1週間が過ぎるのが早いこと・・・もう今年に入り7月がすぐそこです。海開きが始まります。七夕祭りが始まります。個人的には七夕祭りでの将棋大会に参加する予定です。

 

伊織宅の周りは田んぼが多く、イチゴ農園もあります。夜はカエルの声が凄いんです。おそらく都会の人が来たら眠れないという人もいるかもしれません(笑)

 

 

建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編②」

 

今日は日本建築の特質を考えてみようと思います。

 

1:木造である。つまり日本建築は木造として造り続けられてきました。

  ※因みにギリシャ建築は当初は木造建築でしたが石造に変わりました。

2:宗教建築として木造を陥て軒の長い屋根を支えるために組物と呼ばれる技法が用いられている(少しずつ軒を支えるための構造の梁を数段階に分けて屋根を突き出す構造の組み方)。反面、住宅建築を見てみると軒を支えるための組物は用いられないですね。

  住宅でも軒が長いものを見ますが1mを見ると住宅レベルではかなり長い方ですね。しかし神社などははるかに長いですね。

3:対称・非対称として海外の建築や宮殿と比べると配置や正面などが非対称の形が多いです。シンメトリーを日本では好まないのか非対称形を受け入れる民族性なのでしょうか。

4:水平性。日本人は低く水平ラインが長いデザインを正面に持つ建物が多いです。落ち着いた外観が好みなのかは別にして横長建築物は好まれます。逆に西洋建築物では垂直性が重視されてきました。高く天にも伸びる建築というのでしょうか。

5:自然との調和を大事にします。例えば庭と建物と分けるのではなく、縁側と呼ばれる外部と内部を繋ぐ曖昧な空間を設けますね。自然(外部)を内部(建物)へ引き込むような部分を好みます。最近の住宅では殆ど見ない(出来ない)ですが。

6:宗教建築である日本の建物は建築そのものに永遠性は求められていない傾向が考えられています。西洋の建築の教会では石造建築そのものが永遠であるあり象徴となるものが多い中、日本では形あるものはいつか滅びるという無常観的な意識もあり建築そのものではなく建築の形式が精神性であるということも考えられています。ですから式年遷宮のように神社がある一定期間で建て替えられる事実からも建築は永遠のものではないという日本人の心が象徴的でもあります。

 

日本は高温多湿な環境です。樹木も育ちます。資源としては石もあまりありません。良く

育つ木を建築材料として使えば大量の建築資材になり木は無くなりません。ただ多湿な故

建築自体は傷みますから永遠的象徴として残すことが困難です。それで精神的な伝承を育

て、未来に繋ぐ永遠を創ったのではないでしょうか。

今でも日本人は継承する、伝統などは特別な意識がありますし正に駅伝なども精神の継承

になるのではないかと思います。

 

では、また次回も宜しくお願いします。

 

 

 

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建築士!伊織「住宅建築(日本) 歴史編①」

 

皆さん、こんにちは。

 

今日は梅雨入りでかなり強い雨が降っている湘南地域。夏だなあ~なんて思いつつ梅雨明けのあの猛暑がくるのか・・・と思うと嫌ですね。でも今は1年中で日が長い時期、19時を超えてもまだ明るい感じは好きなんです。

 

皆さんはこの季節どう感じていますか。

 

さて、これからの伊織のブログは主に住宅建築についてお話していこうと思います。住宅の歴史(建築史)のお話から始めようかと思っています。今時の住宅はデザインも多岐に渡りいわゆるかっこいい物も沢山あります。でもこれは・・・なんて感じるものもありますがいろいろな諸事情もあることなので批判はなしでいきたいと思いますが、各会社さんの姿勢についてはどうかと思うことはあります。「住宅をもっと身近に」をいつも想う伊織です。

 

建築士!伊織「住宅建築(日本) 歴史編①」

 

日本の建築はどこから出来ているのか、どんな建物があるのかを考えてみて過去にさかのぼります。現在、近代、近世、中世、古代とおおまかなアウトラインはこのようになります。

そして近代では明治維新があり、近世・中世では第二次渡来(大仏様・禅宗様)、古代では仏教の伝来がありました。この仏教の伝来が大きく日本の建築に影響を与えています。それゆえに神社、寺院が各地に建てられて今でも現存する古い建築物を見ることが出来ます。

 

これを系列で分けてみると、神社、寺院、城郭、住宅に分かれてきます。この住宅はこの古代でも貧富の差がありますから、上流社会の住宅と庶民の住宅があります。いつの世の中も貧富の差はありますね。

 

外来文化の影響があり様式が出来るきっかけを見てみると

・古代(第一次渡来)として仏教が伝来すると仏教建築が始まります。これは飛鳥時代法隆寺などは皆さん知っている人が多いと思いますがこれを飛鳥様式といいます。

・中世(第二次渡来)として大仏様:大架構建築(大きな空間)として、東大寺南大門など

 も知る人が多いでしょう。そいて禅宗様:工芸品のような建築として、円覚寺舎利殿、正福寺地蔵堂などがあります。

・近代として明治維新以降の西洋建築の影響がある近代化があります。

 

この様式は中国大陸や朝鮮半島などからの渡来した技術をそのまま真似しているわけでは

無く日本の感覚で洗練している傾向もみられています。

これが日本人の美学と感性でこんな時代から日本は工夫をし、自分のものにしてゆく技術

があることに感心します。これは自動車の技術がそうですね。電気製品の技術など様々な

分野で日本人が活躍する場になっています。ただ日本人は最初の発想が無いと言われてい

ましたが現在は日本の発想が凄いと言われてきています。

 

こんな古代からの日本人の拘りが今世界に役立つ技術で注目されています。凄いと思いま

せんか。

 

さて、次回は日本の建築の特質から神社・寺院・城郭(お城)のことをお話したいと思いま

す。

 

ありがとうございました。

 

 

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