建築士!伊織「住宅建築(日本)歴史編②」
伊織です。
1週間が過ぎるのが早いこと・・・もう今年に入り7月がすぐそこです。海開きが始まります。七夕祭りが始まります。個人的には七夕祭りでの将棋大会に参加する予定です。
伊織宅の周りは田んぼが多く、イチゴ農園もあります。夜はカエルの声が凄いんです。おそらく都会の人が来たら眠れないという人もいるかもしれません(笑)
今日は日本建築の特質を考えてみようと思います。
1:木造である。つまり日本建築は木造として造り続けられてきました。
※因みにギリシャ建築は当初は木造建築でしたが石造に変わりました。
2:宗教建築として木造を陥て軒の長い屋根を支えるために組物と呼ばれる技法が用いられている(少しずつ軒を支えるための構造の梁を数段階に分けて屋根を突き出す構造の組み方)。反面、住宅建築を見てみると軒を支えるための組物は用いられないですね。
住宅でも軒が長いものを見ますが1mを見ると住宅レベルではかなり長い方ですね。しかし神社などははるかに長いですね。
3:対称・非対称として海外の建築や宮殿と比べると配置や正面などが非対称の形が多いです。シンメトリーを日本では好まないのか非対称形を受け入れる民族性なのでしょうか。
4:水平性。日本人は低く水平ラインが長いデザインを正面に持つ建物が多いです。落ち着いた外観が好みなのかは別にして横長建築物は好まれます。逆に西洋建築物では垂直性が重視されてきました。高く天にも伸びる建築というのでしょうか。
5:自然との調和を大事にします。例えば庭と建物と分けるのではなく、縁側と呼ばれる外部と内部を繋ぐ曖昧な空間を設けますね。自然(外部)を内部(建物)へ引き込むような部分を好みます。最近の住宅では殆ど見ない(出来ない)ですが。
6:宗教建築である日本の建物は建築そのものに永遠性は求められていない傾向が考えられています。西洋の建築の教会では石造建築そのものが永遠であるあり象徴となるものが多い中、日本では形あるものはいつか滅びるという無常観的な意識もあり建築そのものではなく建築の形式が精神性であるということも考えられています。ですから式年遷宮のように神社がある一定期間で建て替えられる事実からも建築は永遠のものではないという日本人の心が象徴的でもあります。
日本は高温多湿な環境です。樹木も育ちます。資源としては石もあまりありません。良く
育つ木を建築材料として使えば大量の建築資材になり木は無くなりません。ただ多湿な故
建築自体は傷みますから永遠的象徴として残すことが困難です。それで精神的な伝承を育
て、未来に繋ぐ永遠を創ったのではないでしょうか。
今でも日本人は継承する、伝統などは特別な意識がありますし正に駅伝なども精神の継承
になるのではないかと思います。
では、また次回も宜しくお願いします。
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